
痔の悩みよさらば! メスを使わない、5分から10分の治療で痔が治る。夢のような治療法が実現しました。

肛門の内側に生じるいぼ痔
マイクリニック大久保は長年、痔の治療に携わってまいりました。
肛門は腸の最終部であるわずか数センチの部分ですが、ここに様々な病気が起こります。なかでも痔核(いぼ痔)の頻度が最も高く、人口の約半数が罹患するともいわれています。他に裂肛(きれ痔)、痔ろう(穴痔)、ポリープ、がんなどがあります。痔核は二足歩行する人間にのみかかる病気で、腸の終点である肛門まで届いた血液が、重力に逆らって心臓に戻ってくる過程において、血液がうったいすることが原因のひとつと考えられています。また、硬く太い便をいきんで排泄するときに、肛門を支える筋繊維が過進展・断裂をおこして、肛門の粘膜が滑脱することも原因と考えられています。痔核の主な症状は、出血、腫れ、脱出、痛みです。

痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こします。

まったく痛くない痔の治療法です。
肛門の内側に生じるいぼ痔(内痔核)であれば、硬化療法で簡単に治せます。内痔核硬化療法(ALTA療法)とは、痔に直接、注射(ジオン注)を打って血管に炎症を起こして痔をつぶすものです。痛みを感じることのない粘膜、粘膜下層に注射しますので、治療中まったく痛みを伴いません。所要時間は5分から10分程度。もちろん日帰りでできる治療です。
内痔核は大きくなると肛門の外に脱出してきます(外痔核)。硬化療法ができるのは肛門の内側の内痔核のみにす。外痔核に関しては軟膏による治療や切除で対処します。従来であれば、内痔核も外痔核も切除していたので、欠損部分がかなり大きくなり、痛み、違和感などの患者さんの負担も大きかったのですが、硬化療法は切らない痔の治療法ですので患者さんの負担はかなり少なくてすみます。
夢のような治療法なのですが、直腸潰瘍などの合併症の恐れもありますので、施術には専門の資格が必要とされています。当クリニックはこの日本大腸肛門病学会が推薦している認定施設です。現在のところ旧静岡市には痔核硬化療法のできる認定施設は、当クリニックともう1カ所しかありません(09年時点)。

肛門カメラ
硬化療法以外の痔の治療法としては、軟膏による薬物治療、痔を輪ゴムでしばり、2週間くらいで自然に落ちるのを待つゴム輪結さつ法、手術で痔核を切除する結さつ切除法などで治療します。薬物治療とゴム輪結さつ法は再発の可能性が少なくありません。結さつ切除法は痛みを伴い、合併症である出血が術後5~15日の間で起こりえるため、通常入院治療を必要とします。これに対して硬化療法は再発率が低く、再発があっても繰り返し施行でき、術後出血の危険がない、とても優れた治療法なのです。
硬化療法を受けられた患者さんは口々に、「痛くなかった、やってよかった、思ったより楽だった、こんなことなら早く治療すればよかった」とお喜びの言葉を口にされます。
治療を受けてから初めてトイレに行ったときに、それまでとの違いにみなさん驚かれるようです。これまではトイレに行くたびに大変な思いをされていたわけですし、以前のような手術であれば2週間くらいの入院が必要でした。しかも手術は大変な苦痛を伴ったのですが、一切痛くない硬化療法が登場して、痔の治療の世界は革命的に変わったといえるでしょう。
当クリニックではデジタル肛門鏡を使って、患者さんの痔の患部がどのようになっており、治療によってどう変化したかを、モニターでご覧いただけます。注射をして次に受診されたときには、明らかな治療効果を視覚的にご確認いただくことができるでしょう。

各種保険適用
診療科: 消化器外科・肛門外科・内科・小児科
医師:大久保雅之 大久保真二 大久保由美子