

「痔」とは肛門に起こる病気の総称です。痔は虫歯に次いで多い病気で、日本人の3人に1人が患っているといわれています。生活習慣や食生活の乱れから痔になる人が増えており、現在、全国で1か月に2万件以上もの手術が行われています。

痔の原因は肛門に負担をかけ過ぎることです。便秘や下痢などで肛門に負担をかけ過ぎたり、長時間の立ち仕事や座りっぱなしの仕事で肛門に負担がかかると痔が発症します。痔は排便を我慢し、2足歩行をする人間特有の病気です。排便を我慢することで肛門に負担がかかり、2足歩行により肛門に体の重みがかかることで、肛門の血流が滞り痔になります。動物は、排泄を我慢することがないので、痔になることはありません。

排便時に出血があっても、「きっと痔だろう」と自己判断で市販薬を使用している方が多くいます。「痛くないから」「恥ずかしいから」「面倒くさいから」がその理由です。痔だと思って病院を受診した人のうち、約6%に大腸癌やポリ-ぷができていたという報告があります。大腸癌による出血を痔からの出血と思い込み、癌が進行していくケ-スをよく経験します。肛門は痔だけでなく、大腸の窓口でもある重要な部分です。気になる症状があれば、まずは受診してください。
マイクリニック大久保 各種保険適用
診療科: 消化器外科・肛門外科・肛門科・内科・小児科
医師:大久保雅之 大久保真二 大久保由美子