つい忘れがちな予防接種。オーダーメード予防接種をお勧めします
予防接種については、土曜日も行っております。
CONTENTS
オーダーメード予防接種
オーダーメード予防接種のメリット
忘れがちな予防接種の種類
予防接種法・結核法に基づいて予防接種を行う必要があります。しかしあまりにも予防接種の数が多すぎます。そのため適切な接種時期からずれていたり、お母さんが忘れてしまっていて接種しなかったというケースが少なくありません。
種類・期間・内容が複雑になってきた予防接種
子供が生まれると、予防接種券が保健所から送られてきます。それぞれの予防接種は、接種できる期間が決められています。どの予防接種を先にしてどの予防接種をどのくらい間隔をあけて接種すればよいのか、悩んでしまうお母さんは多いと思います。その上、予防接種の内容や項目の変更も頻繁です。また一定期間の間に接種しなければ有料になる予防接種もあります。予防接種の内容は、医療関係者でなければ理解できないのではないかと思うほど複雑になってきています。
予防接種の提案をおまかせください
そこでマイクリニック大久保では、一人ひとりのお子さんに対して、この時期にこの予防接種をしましょうというスケジュールを立てて、適切な予防接種のお手伝いをしています。
お子さんへの予防接種はこんなにたくさんあります
ヒブ(Hib)ワクチン
ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)感染症を予防するワクチンです。鼻やのどにいるヒブが血液の中に入り、細菌性髄膜炎や細菌性肺炎などを起こします。中には死亡や重い後遺症が残ることもあります。
小児用肺炎球菌ワクチン
鼻やのどにいる肺炎球菌が血液の中に入り、細菌性髄膜炎や細菌性肺炎などを起こします。中には死亡や重い後遺症が残ることもあります。 重い中耳炎の原因にもなります。
B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルスを持つ母親だけでなく、家族やお友達などからも感染します。肝炎になると、疲れやすくなり、黄疸がでます。慢性化すると肝硬変や肝臓がんにつながります。
ロタウイルスワクチン
ロタウイルス胃腸炎を予防するワクチンです。感染力が強いため、多くの乳幼児が感染します。激しい嘔吐や下痢、発熱を伴い、脱水症状やけいれんを起こしたり、脳症や脳炎等を合併することもあります。
BCGワクチン
結核菌が、主に肺について肺結核を起こします。子供では脳を包む髄膜につく結核性髄膜炎や重い肺の病気(粟粒結核)で重症になることもあります。
MRワクチン
2種類のワクチンが混合されています。麻疹(はしか)は、熱、鼻水、咳などの症状の後、3~4日目から全身に発疹が出て、高熱が7~10日間続きます。気管支炎、肺炎、脳炎等を合併しやすく死亡することもあります。風疹は体に赤い発疹がでます。熱はでないこともあります。稀に脳炎や血小板減少性紫斑病という合併症が起こることがあります。妊娠初期の女性がかかると出生児への障害の原因となります。
水痘(みずぼうそう)ワクチン
水痘帯状疱疹ウイルスの感染により熱がでて、かゆみのある虫刺されのような赤い発疹の後、水ぶくれになり全身に広がります。7日程度でかさぶたになります。脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症を発症することもあります。
おたふくかぜワクチン(流行性耳下炎)
耳下腺の腫れが目立ちますが、全身の炎症も起こします。無菌性髄膜炎、一生治らない難聴、脳炎の合併症があり、脳の後遺症が残ることもあります。
日本脳炎ワクチン
感染した豚の血から、蚊を介して日本脳炎ウイルスが感染し脳炎を発症します。多くの場合は無症状ですが、脳炎を起こすと、後遺症を残すことが多くなります。
インフルエンザワクチン
主に冬に流行します。高熱を伴い、気管支炎、肺炎などの呼吸器の病気や、脳炎、脳症を起こし重症化しやすい病気です。
予防接種については、土曜日も行っております
以上の病気は、かかってしまうと重篤な症状になる病気も多いので、予防接種は万が一の場合に備えて保険をかけるようなものです。